ワンワン☆の雑記

大学生一年生、田舎生まれのつぶやき。

『シン・ゴジラ』はエヴァファンも庵野を許しかけるほどに面白い

またまた久しぶり。

 

今回は公開日である先月の29日金曜日に見に行った『シン・ゴジラ』について書きたいと思う。

 

※多少ネタバレを含むので未視聴者は注意

 

f:id:namakemono0308:20160804022511p:plain

 

【公式サイトへのリンク】

http://shin-godzilla.jp/

 

本当はすぐにまとめたかったんだが忙しくてな。でも前期試験が無事終了したのでひと段落。

 

さて、賛否両論ある話題作だがどちからといえば絶賛の方が多いのではないか。やはりそれぞれで見て判断してほしいのだが、今回も個人的な感想をだらだら書こうと思う。

 

自分は特撮が大好きなんだが、どちらかといえば等身大ヒーローの方が好みで怪獣映画はそれほど見ることはない。それでも久しぶりの日本ゴジラ新作だし、何よりこれまた大好きなエヴァの監督である庵野さんが作るというのだから見ないわけにはいかなかった。

 

正直『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズは当初の予定よりも10年も長引いているし、『Q』までのストーリーも忘れているところが多いので、とっとと新作を作ってほしいのだが、幸か不幸か「こんなくだらない映画を作っている暇があったらエヴァを~」とは言えない作品になっていた。

 

今回のゴジラは設定としては歴代最大でスペックも高く、日本の危機感はとてもある。本当にデタラメな強さで「こんなんどうやって勝つんや……」ってところから立ち向かっていくハラハラした内容だ。大体逃げる群衆側にもキーキャラクターがいるものだが、本作では政府側に始終スポットが当たっており、実際にゴジラが出現したら国はどう対処するのかというリアリティーが拘られている。

 

小さい頃にゴジラを見て苦手に感じた部分は、ドラマパートの冗長さだ。今見るとまた印象が変わるんだろうが、幼心にはわかりやすく主役に登場してほしいもの。作品によってはゴジラが出てくるのは半分以上過ぎてから、なんていうものもあって少し退屈してしまう。

 

だが、今回のゴジラは序盤からその姿の片鱗を見せ、わりと早い段階で上陸してくる。豪華キャストの発表時に危惧された、無駄な人間ドラマで尺を取るんじゃないかという予想は良い意味で裏切られ、上層部の会議パートはハイテンポに進んで飽きなかった。

 

そしてゴジラ

 

姿が変化するのには驚いた。第二形態が特に気持ち悪い(玩具の画像しかなかった)

 

f:id:namakemono0308:20160804023737p:plain

 

今回のゴジラは目が怖い。怪獣感はとてもよく出ていたと思う。生物っぽさがなかったという意見もあり、それもまぁわからなくもないんだが、なんというか個人的に血肉の生々しさはとても感じた。

 

シン・ゴジラ』は現在の政治問題を皮肉っているようなシーンもあって面白い。ニッポン対ゴジラがキャッチコピーなのに途中、米軍対ゴジラになっていたし。憲法の解釈問題で揉めるし、日露は色々反対してくるし、国会前でデモ行進する輩がいるし。この映画でフィクションの中に留まらない問題提起をしていることは間違いない。

 

そしてこの作品、実に庵野色が強い。巨神兵のような光線を出すゴジラに、ヤシマ作戦を想起させる本作のヤシオリ作戦。しまいにはエヴァのBGMまで流れる。今までのゴジラシリーズと並んで見た時にも、個性が強い一作に仕上がっているのではないだろうか。

 

他にも、いちいち表示される長ったらしい肩書きのテロップ(初めから覚えさせる気はないのだろう)や石原さとみの癖のあるキャラクターなど見どころはたくさんあるのだが、とりあえずはこんなところ。

 

自分はゴジラシリーズはせいぜい10作ほどしか見たことないので、無責任に歴代最高傑作とは断言できないが、それでも総合的に言うと今年見た邦画の中ではトップクラスに良かった。

 

怪獣映画だからこそ、これは劇場に足を運び大スクリーンで見る価値あり。特にファンはいつもと違う予感がする『シン・ゴジラ』に躊躇って結局行かなかったなんていうのはもったいない。まずは見てから語れという作品。この夏イチオシだ。

 

最後に映画の中で個人的に一番面白かったのは「無人在来線爆弾」だと言っておこう。