ワンワン☆の雑記

大学生一年生、田舎生まれのつぶやき。

図書館は最低?万城目は作家をやめろ?

やっぱり期間限定だとか新味だとかに弱いな。

 

ハニーレモンジーナというものを飲んだ。

 

f:id:namakemono0308:20160525003305j:plain

 

個人的に普通のレモンジーナよりもほどよく甘くて美味しい。なんとなく手に取ったが、この商品24日発売だったのか。偶然発売日に飲んだ形に。

 

さて、本題。

 

文字通り本の内容。皆さんは万城目学さんという作家をご存じだろうか。

 

実在の事物や日常の中に奇想天外な非日常性を持ち込むファンタジー小説で知られ、作風は「万城目ワールド」と呼ばれる。(Wikipediaより)

 

自分も大好きな作家の一人で、どの作品も本当に面白い。少し紹介したいと思う。

 

鴨川ホルモー

京都を舞台に千匹のオニを使って戦い合い、負けるとホルモオオオと大声で叫んでしまう、そんな謎の競技に挑む大学生たち。こんな設定他に誰が思いつくのだろうか。

 

偉大なる、しゅららぼん

琵琶湖を舞台に「湖の民」としての力を持った一族同士の対決の物語。どんでん返しもあり、とにかくめちゃくちゃ面白かった。

 

こんな感じで読んでみるとわかるのだが、この人にしか書けないだろうな、という話を書く人だ。紹介した二作はどちらも映画化されているので知っている人も多いかも。他には『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』など。

 

前置きが長くなったが、今回その万城目さんがTwitterにてこんなことをつぶやいた。

 


自分は実家にいた頃、図書館のヘビーユーザーだったのでこのツイートは目に留まった。

 

リンク先の図書館のページにどんなことが書いてあったのかというとこちら。

 

f:id:namakemono0308:20160525005055p:plain

 

読み終えた本を譲ってください!というもの。(やっぱりゾロリは人気なんだなぁ)

 

学生にとってハードカバーはやはり高く、新作が図書館で読めるというのは実際とてもありがたいことだ。万城目さんもその点について理解してくださっているみたいだが、図書館のページを見ると寄贈のお願いをするのは良いにしても、本のタイトルを挙げて呼びかけている点が引っかかったんだろう。

 

俺は図書館側の気持ちもわかる。単純に予約の多い本だと書いてあるし、たくさんの人に本を読んでほしいという善意での行動ではあるのだろう。

 

「特定のタイトルを掲載してのリクエストはやりすぎだ」との声もあったが、調べてみると図書館購入費の問題もあるらしく、多少仕方ない部分もあるのかなと素人的には思う。

 

だが、Twitterを見ていると議論が白熱しており、万城目さんの「こうされると作家は死にます」とのツイートに対し「じゃあ死ねばいいじゃないか。あなたのために図書館があるわけじゃない。いっそ書くのをやめろ」みたいな過激な意見もあった。

 

これは違うだろ。

 

この人こそ何様なのだろうか。図書館という公共施設が成り立つためには何よりも本が必要だ。そしてその本を書く作家がいなければ成立しない。なので作家側を非難するだなんてお門違いもいいとこだ。ましてや、万城目さんは図書館について全面的に否定しているわけではなく、利用者が考える機会を与えてくれたに過ぎないのでは。

 

「私は申し訳ありませんが万城目先生の作品は共感できませんので読みません」みたいなリプを飛ばしている人もいたんだが、これ今回のツイートに関係ありますかね……

 

確かに作品や作家の好みは人それぞれで自由だ。なので何を読み何を読まないのか、それは勝手にどうぞ。

 


こっちのリンク先にあった図書館のページには、もう少し言い方があるだろうとは思ったが。

 

f:id:namakemono0308:20160525011147p:plain

 

そりゃあ自分が魂を削って書いたものをご不要のものとして回収されたら良い気はしないよなぁ。

 

現在全国的にこういったふうに本の寄贈を募っている図書館は多いようだ。作家からすると困る部分はあるのだろうが、本当に欲しい本や読んでみてとても面白かった本は実際に買ってみるという人が多いのではないだろうか。

 

今回の件はいろいろと考える機会になった。だが安易に「図書館は最低」「万城目は作家をやめろ」というように、どちらが悪いと言うのは良くない。

 

万城目先生、これからも楽しく読ませていただきます。