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ワンワン☆の雑記

大学生一年生、田舎生まれのつぶやき。

【小説】ダイヤルトーン

 静まりきった部屋に、電話のベルが鳴り響いた。

 ふと時計を見ると、あと一時間もしないうちに日付が変わることがわかる。

 一人暮らしの僕に電話をかけてくるのは両親くらいのはずだが、この時間は少し非常識だ。

 訝しみながら受話器を取って耳にあてると、懐かしい声が聞こえた。

「もしもし。私だよ。わかる?」

 その瞬間、寸前まで布団に潜ろうとしていた僕の眠気は吹き飛んだ。

「……もしかして由美なのか?」

 僕が彼女の声を忘れるわけがない。

 僕と由美は幼馴染だ。

 親同士の仲が良く、家も近所だったので、小さい頃から一緒に遊んでいた。僕の思い出の中にはいつもどこかに彼女がいたのだ。

 しかし、彼女の声を聞くのはちょうど一年ぶりになる。

「ちゃんと声でわかるなんて、さすが幼馴染。でも本当に久しぶりだね」

 突然のことに驚いたが、僕は平静を装って答える。

「ああ、去年の花火大会の日以来だ」

「うん。最後に話したのはその時だね」

 久しぶりの会話はどこかぎこちない。

「どうして急に電話をかけたのかわかる?」

「えーっと」

 僕が答えられずにいると彼女がくすくすと笑いだす。

 口数が少ない僕は、情けないことに昔から会話を引っ張ってもらうことが多い。

「最近元気がないって聞いたからだよ。もしかして私と会えなくなったから?」

 その通りだ。

 ふざけたように言った彼女にどう答えるか迷う。

 それと同時に、この冗談めかした口調を聞いて「本当に今自分は、由美と会話をしているんだな」と改めて認識する。

 ふと我に返り、会話を繋げていないと彼女が消えてしまいそうな気がして、慌てて口を開いた。

「会えなくて寂しいよ」

「……私も」

 またお互いに黙ってしまう。ただ、さっきの不安な沈黙と違い、この間は妙に愛おしかった。

 一年前まで頻繁に聞いていた彼女の声が、今はひとことひとこと貴重で、頭の中で繰り返し再生される。「私も」ということは僕に会えなくて少しでも寂しがってくれているということだ。彼女が社交辞令を言わないと知っているだけに、素直に嬉しい。この喜びも共有できていますようにと、願う。

「いつも一緒だったもんね」

「暇だったんだよ、お互いに」

「今は健二、忙しいでしょ。大学はどう?」

 一年前と違って、僕は高校生じゃない。

「やっぱり高校とは違うよ。でも慣れてきたかな」

「大学って広いし人も多いんだよね。ちゃんと友達できた?」

「小学生じゃないんだから」と僕は久しぶりに笑う。

「いやー、元気がないっていうから友達もいないのかと思ってね」

梨花がお節介してくれているうちに、知り合いは増えたかな」

梨花?」

 彼女が素早く聞き返す。

 梨花は僕と同じ大学に通う同級生だ。

 食堂に独りでいた僕に向こうから話しかけてきたのが知り合ったきっかけだ。どうやら顔色が悪く見えて心配になったらしい。

 彼女が心配してくれた通り、その時の僕は実際に顔色が悪かったのかもしれない。

 なんとか大学に合格したものの、そこから何をするかを見いだせずに、周りの連中と違って浮かれることができなかった僕は、ただ由美と会えなくなった現実に悲観する日々を送っていた。その厭世的な気持ちが、顔に表れていたとしてもおかしくない。

 梨花は由美と対照的に髪が短く、フレンドリーな性格だった。

 大学に入学したての頃と比べて僕に明るさが戻ったのも、彼女の影響が大きいだろう。

「なるほど梨花さんね。覚えておく」

「なんで由美が覚えておく必要があるんだよ」

「幼馴染の彼女候補だからね。案外こういう出会いから結婚までいくこともあるんだから」

 さらりとそう言った彼女には、やはり僕の気持ちは届いていないらしい。

『彼女』は『僕の彼女』ではない。

 由美を単なる女性の代名詞として以外で、彼女と呼べる日が来るのかはわからない。

「よし、近況も聞いたし切ろうかな。こんな時間にかけてごめんね」

「え、ちょっと待って。えっと、また」

 一方的にこちらの話を聞いて切り上げようとしたので思わず、また話せるかと言いそうになる。

「うん、またね」

 彼女は僕がどれだけ必死で言葉にブレーキをかけたのかを知らずに、簡単にそう言った。

「また、一年後に電話する」

「え?」

 通話は切れていた。

 彼女が言った意味がわからずに、僕はしばらく受話器を持ったまま立ち尽くした。

 彼女が約束を破ったことはなかったので、僕は馬鹿正直に一年間待った。

 

 

 あれからちょうど一年が経ち、二十歳になった。最後に彼女の姿を見たのは二年も前になる。

 今日また彼女から電話がかかってくると、本気で信じている自分に少し呆れていた。

 午後の九時を過ぎた頃、電話が鳴った。

 すぐに受話器を取って耳にあてると、一年ぶりに由美の声が聞こえた。

「もしもし」

「……去年の通話は夢じゃなかったのか」

「何言ってるの」

 彼女が笑ったのがわかる。

「また久しぶり」

「うん。一年ぶりから一年ぶり」

 少しのやり取りだけで僕は幸せになる。

 そして去年の今日から思っていたことを口にする。

「そうだ。なんで一年後に電話するって言ったの?」

「うーん、そのくらいがちょうどいいかなって」

 他の人にはよくわからないかもしれないが、彼女の返事に僕は少し納得をした。

 毎日彼女と電話をしたら、僕は他のことが手につかなくなってしまうだろうし、向こうも同じだろう。気兼ねなく接することができる幼馴染に、僕たちはお互いに依存してしまいがちなのだ。

 そもそも僕たちは付き合っているわけではない。近況を話すだけなら、確かに一年に一度くらいがちょうどいいのかもしれない。

「そういえばカメラってまだ続けているの?」

「趣味程度にね」

「昔、私を撮ってくれたよね」

「……ああ、そんなこともあったね」

 机の上にあるその写真に目を移しながら、本当は忘れたことなんてないのに、記憶を探って思い出したかのような口調で答える。

 僕は小さい時から写真を撮るのが好きだった。

 好きになったきっかけは単純だ。小学二年生の時、家族で温泉旅行に行ったことがある。父が僕にお前も使ってみるかと言いながら、外でデジカメを渡してきた。深く考えずに、寄ってきた無警戒な鳩を撮ってみた。すると普段無口な父が、やたらと良く撮れていると褒めてくれた。自分自身、正直何が良いのかわからなかったが、まんざらでもなく、誇らしくなった。

 父は僕の撮った鳩の写真を母と妹に見せた。旅行から帰ると現像して、遊びにきた由美にも見せて自慢した。その時はさすがに恥ずかしくなったが、直後彼女が「可愛い!」と笑ってくれたのでどうでもよくなった。

 今思い返してみると、彼女が称賛していた対象は僕ではなく鳩なのだが、どうやら好きな人の笑顔には思考を鈍らせる効果でもあるらしい。おめでたいことに僕はそれがきっかけで、写真を撮り始めるようになった。

 中学生になって本格的に始めようと、貯まったお金で一眼レフカメラを買った。そのことを知った由美は「私を撮って」とねだってきた。照れくさかった僕は「街中で撮っても写真が栄えないよ。風景が良い場所じゃないとね」なんて生意気なことを言った。しかし彼女も引かずに、それならバスに乗って海にでも行こうかという話になった。

 ここまで思い出してから、過去に飛んでいた自分を引き戻す。今は通話中だ。

 聞きたいことは山ほどある。一年前と違ってそれほど遅い時間ではなかったので、他愛もない話をたくさんした。

「あ、もうこんな時間だ。結構話しこんじゃった」

「そうだね、そろそろ切ろうか」

 名残惜しいが、仕方がない。

 そう思って別れの言葉を言おうとした時に、彼女が思い出したように言った。

「あ、そういえば梨花さんとはどうなった?」

「覚えていたのか」

 僕は苦笑する。

「もしかして付き合ってる?」

「まさか」

「告白しないの?」

「だからそういうんじゃないって」

「逆に告白されることはない?」

梨花からは告白されてないよ」

 流れで受け答えていた僕は、しまったと思った。

 彼女は案の定、失言に食いついてきた。

「他の人からはされるんだ? なんて名前の子?」

「……梨花の友達で沙紀っていうんだけど」

 名前を教えても仕方ないだろうと思いながら答える。

 ここまできたら言ってしまおうと、僕は彼女に相談をしてみる。

「まだ返事をしていないんだ。なんて答えたらいいのかわからないんだよ」

「そんなこと言われても、好きなら付き合う、嫌いならごめんなさいってそれだけだよ」

 彼女が常識を諭すかのように言った。

「そりゃ、嫌いじゃないけど……」

「じゃあまた一年後、どうなったか教えてね」

「……うん、また一年後」

「じゃあね」

 通話が終了する。

 なんだか最後に微妙な話をしてしまったとか、やっぱり一年は少し長いとか、いろんなことを考えながらその日は眠った。

 

 

「もしもし」

「もしもし。こうした通話もこれで三年目だね」

 僕は彼女の声のありがたさを、一年ごとにかみしめる。

「さっそくだけど、沙紀さんとは?」

 彼女はまるで一年の時間がそこになかったかのように、自然と前回の通話の続きから入った。

 もったいぶることもないので答える。

「今、付き合っているよ」

「うわー、おめでとう!」

 その言葉はどこまでも純粋に、幼馴染への祝福だ。

「ありがとう」

「でも、向こうから告白してきてくれて良かったんじゃない? 健二ってそういうの自分からできないでしょ」

「僕だって告白くらいしたことあるよ」

 彼女は黙る。

 そうは言ったものの、僕自身もあれが告白として成り立っていたのかは自信がない。

「……そういえばあの糸電話ってまだある?」

 僕の心を見抜いたかのように彼女が訊いてきた。

 一眼レフカメラで彼女を撮るために海に行った日、バスの中で彼女は荷物から糸電話を取り出した。「テレビでやっていたから作ってみた」と、彼女は子供向け番組の名前を挙げる。

 面白いから使ってみようと顔を輝かせて提案した彼女に、バスの中では充分に距離をとることができないと告げると、彼女は大袈裟に落ち込んだ。

 海に到着し、どこで写真を撮ろうかと辺りを見渡す僕に「持ってて」と糸電話の片方を押し付けると、彼女はとても楽しそうに駆け出した。

 充分に距離をとったところで立ち止まり、勢いよく振り返る。潮風に彼女の黒髪が揺れた。

 海を背景に彼女が笑う。あまりの美しさに感動し、なんとかこの光景を写真に収めたいと思った。僕は押し付けられた糸電話の片方を持ちながら、カメラを片手で構える。片手で支えるには一眼レフは少し重い。それでも僕は不安定なまま、シャッターを切る。

 彼女が紙コップを耳にあてながら「何か喋って!」と叫ぶ。本当にこれで声が届くのだろうかと思いながら紙コップを口に持っていき、何を喋ろうか考える。本当にどうしてそういう結論を出したのか、僕は「好きだ」と大きすぎない声で言った。それに対するリアクションはなかった。

 あの告白が彼女に届いていたのか、確かめようと思ったことはない。

「糸電話か。どこにいったかな」

 あの日のことを思い出していたと悟られないように僕は無愛想な返事をした。

 

 

 電話が鳴ったので手を伸ばして受話器を取る。

「もしもし。私だよ」

 電話の主は案の定、彼女だった。この電話のやり取りも四年目だ。彼女の声を片言隻語も聞き漏らさないように集中する。

「もしもし。元気?」

 そう訊くと、彼女の乾いた笑いが小さく聞こえた。

 彼女に対して、元気? とは愚問だったようだ。

「時間が経つのってあっという間だね」

「本当にそう思うよ」

「この一年であったことをいろいろ聞かせて」

 そう言われたので、真っ先に話そうと思っていたことを報告する。

「そうだな……沙紀とは別れたよ」

「えっ」

 驚いた声も可愛いなと呑気に思う。

 沙紀から「ここじゃないどこかを見ているところが好き」と告白されて付き合い始めた。別れを切り出された時の言葉は「私を見てくれないから」だった。

 僕は四年間、何も変わっていない。

 外から花火の音が聞こえた。

「そういえば今日は花火大会だ」

 暗い空気を誤魔化すためにそう言う。

 花火大会がこの日に重なったのは、最後に彼女と会った年以来だ。

 まさかそれが彼女に会った最後の日になるとも知らずに、二人で花火大会に行った。高校三年生だった僕たちは、来年も一緒にいられるかわからなかったので、思い出を作ろうと必死だった。会場では一歩進むごとに男女のペアが目に入る。

「カップルは全員、爆発してしまえ」

 不意に冗談めかした口調でそう言った彼女は、自分たちも傍から見たらカップルに見えるなどとは考えもしないようだった。

 僕が勝手に残念がっていると花火が打ちあがった。夜空に途方もなく大きな傘が開いて煌めき、遅れてドーンと音が鳴る。

「人を幸せにする爆発もあるんだよ」

 笑顔になった彼女に向かって言った僕の言葉は、直後の拍手と歓声に遮られた。

 この日の僕には考えていたことがあった。

 海に行って写真を撮ったあの日に伝わらなかったかもしれない言葉を、もう一度言うつもりだった。

 あの時の突発的な告白とは違う。

 これは計画的な告白だ。

 今年のうちに彼女との曖昧な関係に決着をつけようと、この日まで散々考えてきた。伝える言葉はあの時と同じでシンプルなものにしようと決め、脳内で何度も練習した。

 タイミングを窺う。若干ペシミストな僕も、この時ばかりはマイナス思考を切り捨てる。花火が一発打ちあがるごとに、それを見る彼女を見ていたが、なかなか言葉は出なかった。決意は固めたつもりだったが、声が喉から出る気配はない。

 結局その日、僕は彼女に好きだと言えなかった。

 花火の音が過去と現在で重なる。

「……本当だ。聞こえる」

 今の彼女が受話器の向こうでそう答える。

「今住んでいるアパート、部屋から花火がよく見えるんだよ」

 言いながら僕は窓を開けて、一瞬の輝きを瞳に映す。

「いいなあ、綺麗だろうな」

「綺麗だよ」

「大きいだろうなあ」

「大きいよ」

「見たいなあ」

「見せたいよ」

「……会いたいなあ」

「僕も会いたい」

 開けた窓から花火の匂いが運ばれてくる。

 夜は花火を際立たせるためなのか、空気を読んだように静かだ。打ちあがっていない時は静寂が際立つ。

「でもしばらくは会いにきたら駄目だよ」

 天国にいる彼女は受話器の向こうでそう言った。

 年に一度の奇跡は、きっと僕の望んだ幻だ。

「四年前の花火大会の日、本当は別れる前に言うことがあったんだ。それを僕がしっかり言えていて、少しでも時間がずれていたら……いや、そうじゃなくても家までちゃんと送っていたら」

 僕と別れた後で一人夜道を歩いていた彼女が車に撥ねられて死んだことを、まぬけなことに翌日知った。

 どれほど後悔したのか計り知れないが、その反動で残りの人生に絶望して落ち込んでいる僕を、優しい彼女は慰めてくれる。

 懺悔する相手と再び言葉を交わす機会を得ても、仕方のないことに嬉しさがまさっていた。

「いいの、もういいの。十八年の間、健二と一緒に過ごすことができて嬉しかった。一緒にいてくれたことを感謝したいくらいなんだから、負い目を感じることなんかなかったのに」

 彼女の気遣いに心が苦しむのは、あの日思いを伝えられなかったことへの優しい罰だ。

「……幸せになってね、約束だよ」

「わかった」

 震えながらなんとか一言を絞り出したところで通話は途切れた。

 僕も彼女との約束を破ったことはない。

 

 

 残酷なことに僕だけが二十三歳になっていた。

「もしもし」

 やはり一年ぶりに聞く彼女の声は、高校生のままだ。

「もしもし。もうかかってこないかと思っていたよ」

「健二が約束を守るか確かめないとね」

 彼女からの電話は四年間ずっと、夜にかかってきていた。しかし今回は都合がいいことに、あるいは彼女がわかっていてこの時間にかけたのか、ずっと早い時間だった。

 これから僕は彼女に告白をする。だが五年前にしようとしていた時とは、まったく意味が異なる。この告白は愛の言葉ではなく、約束の証明だ。

「今日、これから結婚式なんだ」

 はっきりとした口調で伝える。

「おめでとう、幸せになるんだね」

「幸せになる」

 彼女を一秒でも不安にさせないように、即答する。

 受話器の向こうで、いつもの穏やかな笑顔をつくる彼女が見えた気がした。

「……よし! じゃあ私の役目は終わり。死んだくせに長い間、だらだらとごめんね。迷惑だったよね」

 とんでもない。

「ありがとう」

 こっちの台詞だ。

「好きだったよ」

 彼女は早口でそう言うと、僕からの言葉を待たずに通話を終了させた。

 僕も好きだったよ、とさえ今更伝える権利は僕にない。彼女は最後にほんの少しだけずるかった。

 もう彼女から電話がかかってくることはないんだろうなと悟り、気がつくと瞼から涙が溢れていた。

 今泣いている理由をあえて言うなら、それは失恋したからだ。

 しばらくしてもう一度電話が鳴った。

 取った受話器から聞こえてきた声はもちろん彼女ではなく、梨花だった。

「そろそろ部屋を出発してね」

「わかってるよ」

「うん、今はそれだけ。それじゃあ、また後でね」

 僕は今の恋人とも約束をする。

梨花、幸せになろうな」

「……うん、もちろん!」

 その時、外でドーンと大きな音が響いた。

「わっ、花火? こんな時間に?」

 受話器の向こうでもその音は聞こえたようだ。

「なんだろう、試し打ちかな?」

「さあ」

 適当に答えながら僕は、彼女が爆発してくれたのかななどとわけのわからないことを考えた。

 彼女の写真がある机の方に目を移す。

 きっと両想いだった僕たちの恋は実らなかったけれど、多分世界はそういうところが美しいのだ。

 僕は君との約束通り幸せになるけれど、どうか記憶の隅で糸を繋ぎ続けることを許してくれますように。

 

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<あとがき>

 

少し前に文章を褒められたので調子に乗って拙作を公開した。高校の頃に書いたものはたくさんあってどれにしようかと迷ったが、大学生になった今その描写が含まれるこの作品を選んだ。

 

実際に大学生になった今自分で読み返してみると、文章の嫌なところばかりが目につく。黒歴史という言葉を容易に使うのはあまり好きではないが、納得できる出来ではない。そういえば写真部の弟に一眼レフって片手で持てる?とか訊いた記憶があるな……。

 

そんな未熟な文章を見事にフォローしてくれたのが、宵闇@冬華(@fireofblack0203)さんが描いてくれた挿絵だ。同じ部活だった彼と話して依頼し、絵の方から逆算して話を考えた部分もある。この絵は大好き。

 

あとがきが長い作品は駄作が多い。そこは察してくれ。ここまで読んでくれてありがとう、感想くれたら嬉しい。