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ワンワン☆の雑記

大学生一年生、田舎生まれのつぶやき。

俺は石を蹴って家まで帰ってた頃に戻りたいんだ

ランドセルを背負った小学生数人が、何かを踏んづけたりしながら笑い合って下校しているのを見た。

 
風が吹き、白い粉のようなものがブワッと舞った。
 
小学生たちはキャッキャと笑う。
 
どうやら発泡スチロールのようだ。
 
経験がある人も多いだろうが、発泡スチロールは細かくなると白いカスが大量に生まれ、室内でそうなろうものなら処理に困る。
 
彼らがどういう経緯でそれで遊んでいるのかは知らないが、外で発泡スチロールのカスを撒き散らしていたのだ。
 
自分の家の前でそんなことをやられたらひとたまりもないが、特に俺は小学生を咎めることもなく、くだらないことで楽しめている純粋な彼らを羨ましく思った。
 
また大きな風が吹き、広範囲に霧散したその光景は、天気の良い日に何かの間違いで起こった吹雪のようで、なんというか見事なものだった。
 
「逃げろー!!」
 
そう言いながら、笑い合って楽しそうに発泡スチロールから逃げる小学生たち。
 
やっているのは当然いけないことだけれど、自分はあの歳をとっくに通過しているのだと思うと悲しさが込み上げる。
 
風向きが変わり、大量の発泡スチロールのカスは小学生から離れていった。
 
「○○(マンション名)の方に飛んでいけー!!」
 
うちじゃねーか。